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またこの夢か... と呟く俺。俺とは渡瀬龍(ワタセ タツ)のことだ。バスケ部に入っている。 俺は寝返りをうち時計を見る。 ───7時か。そろそろだな。 俺は起きているにもかかわらず、布団を頭までかぶる。 そして─────── 「たっちゃ~~~ん」 下から呼ぶ声がする。 呼んだと思ったらドンドンと大きな足音を立てながら階段をのぼる。 そして俺の部屋の前で止まる。 なんかホラー映画みたいだなと思う。どうでもいいけど。 ガチャ 勢いよくドアが開く。
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