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「まーた寝てる!!ほらおきてー!!」 そう言って入ってきた女が俺の布団をめくる。 「...るさぃ」 「うるさいじゃないよ!!!遅刻しちゃうよ?あたしが毎日起こしにこなきゃ遅刻だよー」 ほんとは起きている、なんて言えない 俺は起こしに来て欲しいし。 それに俺はこいつに惚れてるから。 こいつとは栗原美月(クリハラ ミツキ)のこと 俺の幼なじみで夢に出てきた子。 俺たち結婚の約束までしたんだぜ? だから絶対するよ?何があっても。 って思ってた。 「たっちゃん!!おき~...きゃあ!!」 俺は美月を布団に引きずり込んだ。 「寝ようぜ」 「ちょっと!!やめてよ//離せ!!!」 美月は俺のみぞおちにパンチを入れた 「う゛っ!?」 「下で待ってるから。早くしなさい!!」 目が怖い。言うとおりにした方がよさそうなので俺は布団からでた。 まぁ朝はいつもこんな感じ。
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