10人が本棚に入れています
本棚に追加
迅「実際、何かしなきゃいけないのは分かってる。でも、それが今の俺達にとって最善の方法かと言ったらそうかは分からない」
迅の迷いは
母にとても伝わっていた。
少し沈黙が続いた。
そこで母が口を開く。
母「由希ちゃんに起こっていることは偶然じゃないのよね?だったら、そのしおりのことを、偶然じゃないと思うのも面白いかもしれないよ」
迅はハッとした。
全てはしおりから始まったのだ..
しおりには何か秘密がある。
そう思ったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!