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公園に行くまで、やや沈黙の空気が流れていた。
公園に着き、私達はベンチに座ると、いきなり莉沙が真剣な顔をしてこっちを見た。
「ほぇ?!」
「あのね亜夢…」
莉沙は地面に視線をうつして、話始めた。
「な、に?」
「私、妊娠してるかも…」
「え…」
に ん し ん …
「えぇ!!」
「かもじゃなくて、してるだけど…」
「いいいいつから?!」
「2ヶ月前…」
「誰との?」
「彼氏とのに決まってんじゃん!!」
「あ、そか…」
彼氏とじゃきゃ、今頃流産してるよね(笑)
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