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「えとですね、本人が話したいことがあるらしいんです」
「うん」
「だから、ちょっと着いてきてもらってもいいですか?」
「わかった」
よし!!なんとか交渉成立だよ。
私は莉沙の彼氏を莉沙のいる木まで連れていこうとした。
―グイッ
「のわ…」
いきなり、誰かに手を引っ張られた。
「って…リクか」
「なんでお前がここにいんの?」
「えと…」
「こいつお前の何?」
「は?」
いきなり来ていきなりそんな事言われても…
つか、注目されてるし、莉沙の彼氏引いてるし…!!
「答えろよ…」
「ちょ、今は待って!!彼氏さん…」
「彼氏なわけ?」
「も~黙ってて!!」
「…」
「あ。えと、あの木にいるんで行ってやって下さい」
「あ、はい」
莉沙の彼氏は唖然と、木に向かった。
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