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私とリクは急いで莉沙達がいる木に向かった。
「あ~いた…」
私達は話を聞くことにした。
「それで話って?」
「あ~うん…」
莉沙は下を向いて、彼氏さんの袖を掴んだ。
「莉沙…?」
「私ね」
「うん」
「お腹の中にね」
「うん」
「勇馬(彼氏)の子がいるの…」
「……え」
2人はやや沈黙になっていた。
「…ごめんね?迷惑なら、今すぐ別れよ?」
莉沙はゆっくりと袖を離した。
すると、勇馬くんは莉沙の手を握った。
「迷惑じゃねぇよ」
「え…」
莉沙は驚いて、勇馬くんの顔を見た。
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