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セツナ『.....と、言う事です』
アオイ『....なるほど、セッちゃんは別世界から来たのね~』
ミライ『反応それだけ!?....ていうか、それ本当の話なの?』
アクール『クルマってなんなの?』
アオイが出して来たお茶とお菓子が乗ったテーブルを囲んで座り
自分に起こった事を一通り説明したセツナ
その説明に対し、アオイは素直に受け入れ、ミライはそんなアオイの反応に驚きながらもセツナを疑い、アクールに至っては、車に首を傾げる
そして、三人の反応からセツナは
セツナ『....なるほど、ここは別の世界か~』
ミライ『なんで納得してるの!?』
アオイ『まぁ落ち着きなさいよ、ミライ』
アオイはミライを宥めると棚から何やら地図を出してテーブルに広げる
アオイ『じゃあ、今度はセッちゃんにこの世界の説明するわね』
そう言いながら広げた地図に5つで区切られた大陸の西側を指差すアオイ
アオイ『この世界の名前はティアドラ、そして私達が住んでいるこの国はティアドラの東側「アクアランド」』
セツナ『アクアランド?』
復唱したセツナにアオイは頷き、説明は続く
この世界、ティアドラは東西南北、中央の5つに分けられ
名前は東からアクアランド、西はフォレストランド、北はアイスランド、南はファイヤーランド、中央はセントラルランドとなっている
アオイ『それでね、私達アクアランドの人は水系の魔法を得意としてるの』
セツナ『.....はい?今、なんて言いました?』
アオイ『何って、得意って言ったけど....』
セツナ『違います。その前』
アオイ『ここはティアドラって名前の世界』
セツナ『行き過ぎです!!得意って言葉の3文字前!!』
アオイ『3文字前?』
アクール『確か、魔法って』
セツナ『そう、それ!!魔法!!.....マジで?』
セツナが驚いた顔でミライを見る
だが、ミライは呆れた顔で
ミライ『何を驚いてるのよ?そんなの当たり前でしょ』
セツナ『.......』
アオイ『あら、どうしたの?』
セツナ『ハァ~~!.....フ~~~!!』
セツナ『嘘だぁぁぁ~!!!』
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