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(´・ω・`){『孤独の星』
(´・ω・`){
誰も僕を見ていない
誰も僕を分からない
誰も僕に気付いてくれない
僕が声をかけてもなんの反応も無い。
僕は、なんの為に生きてるの?
僕はいらないのかもしれない…
誰も相手してくれないし
誰も見てくれない
そうだ、このまま消えてしまおう
誰にも気付かれず
誰にも知らずに…
所詮、無数にある内の1つに過ぎない僕なんて、いらないんだから…
シクシク
(´・ω・`){なんだろう?
(´;ω;`){痛いょ 痛いょ
(´・ω・`){どうしたの?
(´;ω;`){さっき転んじゃって足を擦りむいたの…
(´・ω・`){痛そうに…
(´;ω;`){もう辺りは真っ暗だしお家に帰れないょ…(´・ω・`){じゃあ僕がお家まで連れてってあげるょ
(´;ω;`){駄目だょ。君はお星様だろ。
お星様は空でみんなを照らしてあげなきゃ
(´・ω・`){ぃぃんだ。どうせ誰も見ていないんだから。
さぁ、僕の背中に乗って。
(´;ω;`){ぅ、ぅん
(´・ω・`){しっかり捕まっているんだょ
(´;ω;`){ぅゎぁ、スッゴク高いゃ
(´・ω・`){君のお家はどこだい?
(´;ω;`){僕のお家はあそこだょ。あそこの真っ赤なレンガのお家。
(´・ω・`){よぉし、分かった。
行くよ~!
(´;ω;`){スゴいスゴい♪
お星様、スゴいょ!
(´・ω・`){さぁ着いたょ
(´;ω;`){ぁりがとぅお星様!
(´・ω・`){じゃあね
(´;ω;`)ノシ{バィバィ
ガチャ
(´;ω;`){ママ!聞いて!お星様がね…
(´・ω・`){あんなに喜んで…
嬉しかった…
初めて人と話をした
僕は誰かに見てもらえたんだ。
-僕はここにいる-
さぁ、お空に帰らなきゃ
(´;ω;`){お星様、お星様!今日はぁりがとぅ。
僕、これから毎日お星様を見るょ
(´・ω・`){これじゃ消えるなんて言ってられなぃ。
これからは、あの子のために輝こう。
あの子のために精一杯。
ありがとう
君のおかげで僕は輝ける。
そぅ…
『誰よりも輝ける
君のために。』
('A`){マンドクセ
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