幸福歓迎な俺物語

74/107
前へ
/545ページ
次へ
「あのさ💦美玲の病気は重いらしいんだ、だから手術しなきゃ美玲の命が危ないって………」 俺は美玲の顔を見れず、下を向いたまま話した 「………そうなんだぁ」 美玲はなんか力が抜けてる感じだった 「それでさ💦今のままだったたら、完璧に治る確率は低いんだって………」 「ねぇ雅?雅はどうしろって言いたいの?」 美玲は少し苦笑いしながら言ってきた どうしたいって……… やっぱ赤ちゃん諦めて手術するのが… 「俺は………」 「雅が決める事じゃないよ?」 え💦 俺が言おうとしたら、美玲が先に言ってきた 「……美玲はその低い確率にかけるな♪」 美玲は俺の手を握ってきた 「………美玲💦」 「どっちも諦められないよ💦………雅と美玲の赤ちゃんも、美玲自身もね♪」 「…………」 自信ありげに言う美玲を隣に、冷静に現実を見た俺の考えを言えなかった…
/545ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加