◇第二話◇

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「遊ぶぅ?」 クスクス笑いながらその仔は言った       答えは一つしかなかった     「遊ぶ」       それしか無かった       「じゃあー…ゲームしよう」 その仔は凄く楽しそうに笑った 可愛らしい笑顔だった しかし同時に怖くもあった         「ゲーム?」 私は聞いた   その仔は変わらぬ笑顔で 「そ、ゲーム」 と言った     「ゲームって何をするの?」 と聞いた     「んー簡単に言えばね、追いかけっこかな」       「そう…」 正直ホッとした   しかしそれは間違いだった…
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