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淳「もしもし?」
電話相手「野上さんですか?」
淳「ええ、そうですよ」
電話相手「不採用です」
プー、プー、プー
一瞬にしてコスモスは枯れていってしまった
とても綺麗なコスモスだっただけにとても残念だ
不採用てことには慣れていた俺も、この日はさすがに泣いた
部屋の壁は薄く、音だだ漏れするのに大声張り上げて泣いた
そして2時間泣き続けた俺はあることを閃いた
「どうせ童貞の俺なんかどこも雇ってもらえるはずがない。なら自分で会社作ればいいんや」
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