恋の始まり

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入学してからもう1週間たった。 学校にも馴染み出したし 友達も結構できた。 今日から2日間、 近くのキャンプ場で 1泊2日の新入生交流会♪ 『美咲~おはよ♪』 朝早くに学校に集まり バスでキャンプ場に向かう。 「あ、美鈴!おはよ♪」 私は美鈴の隣に座る。 『楽しみだねぇ~♪』 「そうだね!」 『私たちの班ってさ…』 「ん?」 美鈴が見つめる先を見ると バスに乗ってきた晴がいた。 ―……え?…美鈴? 晴は私の通路をはさんだ 隣の席に座った。 美鈴の方を見ると 美鈴の顔は真っ赤だった。 ―…美鈴。 もしかして…。 ガタッ。 ふと音がした方を見ると 前の席に裕介が座った。 ―えっ!真鍋くん!? ドキッ…ドキッ。 また心臓が高鳴った。 ―なんで…真鍋くん見ると… ドキッってしちゃうんだろ… そうしてバスは キャンプ場に走りだした。
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