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「はぁ・・・ここかぁ」
清水妖平は自転車をこぎ学園の前の坂道を登りきった。
「編入初日からこんな大変な目に」
テンション低めに学園の門をくぐった。
ここはある県にある
覇王学園と呼ばれるスポーツ系の学校だ。
頭がとてもいいわけではないし、スポーツ系だからといってなにか実績がある訳でもなかった。
しかし、必ず
人がいるのだ。
妖平は職員室を探した。
「おぃお前」
後ろから声がする。
妖平は誰かに止められた。
ふと見ると赤髪の身長低めの男の子がいた。
「お前 ここの奴じゃないなぁ?」
「うん いちお今日ここに編入したばかりで職員室探してるんだ」
少し格好が奇抜なので
妖平は控えに答えた。
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