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「ふははは!次はお前だ!ナルミ!!」
そういうと、やかましいズーグレアは投げキスをした
キスを受け取ったズーグレアたちは一斉に僕のもとへと、襲いかかってきた
投げキスで済むならはじめからやればいいのに…。
てかキスに意味があんのか?
ズーグレアたち集まりに集まり、巨大な球体へと姿を変えた
たちまちそれに飲み込まれた
う……うぅん…
気がつくとそこはズーグレアたちの作った球、通称『グレ球』の中にいることに気がついた
「目覚めたか…。」
「たく……。なんなんだよ!おまえ!」
「まだわからないのか?」
はっ!!
「まさか…ヨウジおじさんか!?」
「へ?だれそれ?」
「え、違うの?じゃあなんだ?えーとね、うーんと…。」
「チっチっチっチ…ブッブゥ!!正解は、転生案内所待合室にいた、おまえの隣にいた男でしたぁ~」
「なが!てかだれ!?」
「え…わからないの?」
「知らねえよ!うんなもん!さっさとここから出せ!!」
すると転生案内所待合室にいた男は、ふるぷると体を小刻みに揺らしはじめた
「ゆるさん!!ゆるさああああん!!」
その瞬間グレ球は、急発進しはじめた
「どこへ行くんだ!ここから出せ!!」
「おのれぇ…あのとき…よくも自信満々の顔でぼくにパンフレットを見せてくれたなぁ!!食われてたまるか!!ひひ!ひひゃひゃひゃひゃ!!!」
完全におかしくなっちゃったよ……。てか本当なに?覚えてないけど…。
もの凄いスピードで進んでいたグレ球は急停止した
「ひひゃひゃひゃひゃ!!着いたか!!フィナァーレだ!!!」
グレ球の一部に丸く穴空いた
そとに出られる!!
ん?まてよ…。罠かもわからん…。
僕はグレ球たまから一匹のズーグレアを引きずりだし穴に投げこんだ…。
「びきゃあああ!!!!!!」
ズーグレアの断末魔の叫びが少し間を空けてから聞こえてきた
危ない…絶対に……。
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