ボルティセラ

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とーべ! とーべ! とーべ! とーべ! 飛べコールがグレ球の中を響かせている コールはするものの、襲いかかってこない なぜなら…。 誰が先に行くか決めるため、ジャンケンしてるからだ… 何億といるのに勝負が決まるわけがない… 僕はその間に出口がないか探した なかった 最近の若者はがんばるのが嫌いなのだ 最近の若者は、そうじゃなくても、僕はごめんだね!!へへぇん 「いやだぁぁぁぁぁぁあ!!!」 !! いーけ! いーけ! いーけ! 行けコールがグレ球の中を響かせた まさか…。勝負決まったのか…。 だれだ…? そこには、涙と鼻水と失禁が止まらない、転生案内所待合室にいた男がいた 通称 失禁男 まさか…。勝負が決まるとは…。 ボルティセラになってはじめて、本物の奇跡と巡り会えた そのときだ、失禁男が失禁しながら、僕へ猛進してきた 「うははぁぁぁん!!」 軽く避けてやった 失禁男は暗闇の中へ消える瞬間だ ズーグレアが一斉に失禁男のもとへと飛んだ 助けるつもりらしい 家族愛だな…。うん 次から次へと飛び込んだズーグレアは、一本の長い紐のようなった 「うぅ…まだだだ……まだ終わってない!!たぁぁぁ!!!」 失禁男が再び僕に飛びかかってきた 「フハハハハハハ!ワタシハ セイテン グレア コビヌ ヒカヌ カエリミヌ!!」 なんでカタコト!? その瞬間失禁男は、僕の背後にいた しまった!! 「くらえぇぇ!!」
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