ボルティセラ

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えぃ!えぃえぃえぃえぃえぃえぃ!!! 「なぜだ!なぜぼくの拳が効かない!!」 「だってズーグレアだもん…。」 僕は失禁男の両腕をひっつかんだ だが、食欲もないのでおもいっきり、暗い穴の中へ放り投げた 「いややァアア!!」 最後尾にいた、ズーグレアの紐、通称『ズレ紐』が失禁男を助けた 「しぶとい…。」 もうめんどくさいので、最前列にいる、ズレ紐の腕を食ってやった ズレ紐は、龍のようにうねりをあげながら、混沌の淵へと消えていった 僕の記憶はそこで途絶えた、完全にボルティセラになったのだ その後どんな生活をしていたのかわからないが、きっと幸せなボルティセラになったろうなぁ…。 めでたし!めでたし!
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