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奴等は闇に紛れて現れる…
サー…
来た
重々しい空気が辺りを包み、気が付けば男女の背後に2つの影が…
闇をまったかのようなどこまでも黒いマントに身をまとうその影は素早く男女を引き剥がす
いきなりの事にただ驚くことしかできない男女
そして次の瞬間…
それは首筋に突き立てられ…
「そこまでだ…」
「…また邪魔しに来たか…」
ハァ…めんどくさい…
「あんたら逃げ場はもうない…さっさとそのバカップル離して闇にもどりやがれ」
「餌を?ハハ…そんなことするわけないだろ」
「ハァ…たく…」
バンッ…!
「っ…この…」
「次は肩じゃなくて頭でも撃つかな…もう一度だけいう…死にたくなかったら二人を離せ化け物共」
「…るさい…お前ら…いつもいつも邪魔なんだよ!!」
「餌が主人にさからうんじゃないよ!!」
ドンッ…
ザシュ…
「な…ガッ…」
「っ…まだ…いた…の…」
「「ぐあぁぁぁー!!」」
サー…
「…願わくば彼らに安息の死を」
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