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コツコツ…
ゴンッ!
「っ~何しやがる!!」
「るせ!てめぇなんで俺らが来る前に奴等を殺んないんだよ!?」
「いいじゃんか!つか石頭!!頭突きでたん瘤できた!!」
「出来てねーよ!!だいたいんなやわじゃねーだろてめぇは!!」
「ふざけんなよ!だいたい年下のくせにいつもいつも生意気なんだよ!」
「ハァ!?一年違うだけだろが!」
「一年でも上は上だ!」
「ざけんなよこの男女!」
「そっちこそふざけんなよ能無し剣術バカ!!」
「「う~…フンッ!!」」
パンパン…
「はいそこ、痴話喧嘩はそこまでにして下さいね」
「「んでこんな奴と!!」」
「はいはい…いつもながら息ぴったりで…ほら、それよりまだやることがあるでしょう?」
「あ…そうだ…」
「この二人は…どうやら大丈夫みたいですね」
「そこのバカのせいでギリギリだったけどな」
「るせっ能無し…」
「はいはい、姉さんも少しは学びましょうね」
「うぅ~…はぃ」
「わかればよし。さ、姉さんにしか出来ないんですからちゃっちゃとして次行きますよ」
「はい…」
ポゥ…
「朝を生きるものよ…今宵の事は忘れ未来を繋げ…我が名の元に今…デリート」
「…終わりだ…」
「よし…さっさと次行くぞ男女」
「るさい能無し剣術バカ!」
「二人共…?」
ニコッ
「「ごめんなさい」」
ヒー…笑顔なのに角が見えるよ~
「それじゃ…また化け物退治と行きますか」
「あぁ」
「はい」
夜…特に満月の夜には決して外に出てはいけない…
ってあれほど法律きつくしたのに…
バカってへらないな…たく…
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