第四章

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ある休日の日、家には従兄弟達と私しかいなかった。 お昼時に従兄弟達はカップラーメンを作ろうとしていた。 私は羨ましそうにただ見ているだけだった。カップラーメンに湯を注いだ後、湯が余ったみたいで、何故かニヤニヤしながら私を見ていた。 その時突然、私の頭へ熱湯をかけてきた。 私は頭が焼けるように痛く、急いでお風呂場へと向かった。 昨日入れたままの冷たい湯船に服のまま飛び込んだ。 十分ぐらいたった時に、従兄弟達がお風呂場にいる私の元へやってきた。 私は何故か、やり過ぎたと謝ってもらえるのではないかと思っていた。 けれどそれはとんだ勘違いだった。 従兄弟達は私めがけて飛び込んできた。 私を湯船にいれたまま、一人は抵抗しないように私の体の上へ。 もう一人は息ができないように私の頭の上へ被さるように乗った。 息ができない。 苦しい。 身動きができない。 痛い。 何故私はこんな事をされなければならないの…何故この二人は笑っているの…何故……… 私は意識を失った。
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