未来色

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誰かのレールを 黙って歩いている 周りの声が耳を通し 全身に木霊する 画用紙にペンキで 絵を書いて 自分だけの色を いつも探している 見つからない未来の色は どこかに落ちてるんじゃなくて 1つずつ道を歩いていって 色鮮やかに彩るものなんだよ 2、月を眺めて 星達を数えても 君がいない日々が いつも頭を離れない 景色の色も極彩色だったのに 今の景色は色を失った白黒テレビさ 桜の木々はまわりまわってもう一度咲くけど 僕の心は太陽の光を失って枯れ果てた植物の様だよ 未来の色も恋の行方も 先は見えないけど 1つずつ真っ白な 画用紙に不器用に 自分らしい色を付け足していこう
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