3人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
あの日 あなたを受け入れられなかった私を許してね。
とても酷い事をしてしまった事 許してね…。
今度出逢えたときは、きっと受け入れられるから。
まだ寒さの残るあの日、あなたは私のところへ来てくれたね。
ホントは、とてもとても嬉しかったんだ。それはウソじゃないよ。
ただ…二人ともまだ未熟すぎて、子供すぎて、先が見えてなかったんだ。
何もわかっていなかった二人が犯してしまった罪。
悲しいけれど、くやしいけれど…
本当は嫌だけど…二人でこの罪を背負う事を決めた。
あなたとお別れをしたあの日、空はとても澄んでいて、いつもと変わらない時間が過ぎていた。
あまりにも優しい時間に、只々涙がとまらなかった。
あなたは今この空の遠くにいるけれど いつまでも忘れないよ。忘れない。
いつかまた私のところへ来てくれるかな?
もし来てくれるなら、一番の愛で受け入れるからね。
いつか出逢えるその日まで待ってるからね…。
最初のコメントを投稿しよう!