壊れた私

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「稲荷様を殴る手はいらない……姉の私を殴る手は………いらない!!!!」 ザシュッ!!! 梨華の右手が地面に落ちた… 「う゛、あ゛ぁ゛あああああああ!!!!」 泣き叫ぶ梨華の顔を奈留は容赦なく殴った。 後ろの壁に鈍い音をたてて梨華の頭がぶつかった。 「嘘つきはおまえだ梨華!!!!お前がいるせいで私は母さん達から平等どころか、これっぽっちも愛情を貰えなかった!私だって…私だって母さん達に愛情もらいたかったんだぁぁぁぁぁ!!!!!!」 ドスッ!ザシュッ!ガッ!ドカッ! 刺しては殴り、刺しては殴り、奈留は梨華が動かなくなるまで刺しては殴った。 「あ、あはは、アハハハハハハハハ!!!!」
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