壊れた私

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「私は、梨華のせいで母さん達から愛情が貰えなかった。いつ頃だったかなぁ?母さん達が梨華ばかりに愛情を注ぎ始めたのは……」 母さんと父さんは血だらけの奈留と梨華を交互に見ながら震えていた。 「私、辛かったよ…ヒクッ…ヒクッ…母さん達が梨華ばっかり可愛がるから…エグッ…いつの日か母さん達が私を忘れちゃうんじゃないかって…ヒクッ…ウゥッ…愛情を平等に注いで欲しかった。」
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