第二章

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一般的に魔法とは、 『初級魔法』 『中級魔法』 『上級魔法』 『最上級魔法』 という感じで『初級魔法』から順に強さのランクが上がっている。 この他にも個人で考えた自作魔法や補助魔法などがありますが、それはまた次に紹介します。 そしてこの中でもサクラが放った魔法は最上級の更に上を行く『月影魔法』と呼ばれる魔法の最上級。 単発でも『上級魔法』の雷より勝る無数の雷が『水龍』を貫く。 はずだったのだが… サクラ「魔力足りなかった…」 魔力は足りなく一発だけ成功した雷が運良く『水龍』に向かって落ち、少しだけ怯ませる事ができた。 ノアは「何で魔力足りないのに使ったんだよ!?」とツッコミを入れてくる始末。 サクラ「使えると思ってました」 サクラはめげずに『サラッ』と答える。 ノア「取り敢えず今は『月影の都』から離れよう! ここから西に森を抜けて山を三つ程越えれたら『サンシアン王国』って言う国があるはずだ!」 サクラ「あぁっ…都にいた人もひとまず逃げたみたいだから、俺達は一足先に言って王国にこの事を報告しに行こうか」 二人は『水龍』が怯んでいる隙に何とか撤退して、コレから『サンシアン王国まで』走って行く事に決まった。
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