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メル「えっと、確かあの角を曲がって真っ直ぐ行くと着きますから…あと少しです!」
案内をしていたメルが「あと少し」と言った時、靴(クツ)が並ぶ棚の角を右に曲がる。
サクラ「あっ、ノア!」
そこにはノアがいたので、サクラは洋服売場にいたノアの姿を確認すると同時に叫ぶが、
名前を呼ばれた事に気づいたノアは、サクラとメルの二人に手を振り、
ノア「丁度良かった。サクラの分も選んどいたからな!」
直角に曲げられた腕の上に積んでいた服をサクラに差し出し、
ノア「金あるよな?」
金が無かったらこの服どうしよっかな?
ちょっとした不安を漏らす。
サクラ「ありますよ」
そしてノアはサクラの言葉を聞くと、
ノア「良かった」
肩を下ろし、溜め息混じりに呟いた。
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