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ﾒﾙ「有り得ない…」
三人分の会計を済ませ、「これからどうしようか」とサクラとノアが苦悩し思案する間、メルは一言のように自分に言い聞かせている。
そんなメルを横目に、
ｻｸﾗ「さっきからあの調子ですけど、大丈夫でしょうか？」
ﾉｱ「だな、何かあったんかな？」
ええ、ありましたね。
などとサクラとノアは二人で会話しながらも、サクラはノアの言葉に疑問を隠せず、腹を抱えながら息を殺して笑っていた。
ｻｸﾗ「メルさん、気にしたら負けですよ？
ノアの行動は理解不能な部分が多いですから…」
いい加減心配になったのか、サクラは笑いながらだが、何となくメルに励ましの言葉をかけ、
ﾉｱ「そうだぞ？」
いや…ノア君が原因です！
ノアもメルを励ましたが、ノアは自分のせいだと思っておらず、軽く流すのでメルは内心叫んでいた。
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