第四章

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トン、トン、トン カチャカチャカチャカチャ じゅ~~~っ… ジャッ、ジャッ サクラが部屋に入って数分後、部屋からはテンポが良い包丁の音に、食欲を誘う甘い薫(カオリ)が漂ってくる。 サクラ「どれどれ…」 そこではエプロン姿でオタマと一枚の小皿を持ったサクラが、お婆ちゃんの真似をしながら味見を試みて、 サクラ「あつっ」 祟られたのか、冷ましきれていなかった具材に舌をやられた。 サクラ「でも…味は上出来」 それにしても、ノアもメルも遅いですね。 料理を始めて十分は経過したはず、それなのにノアもメルも…ノアは長くなりそうですけど、メルはどうかしたのかな?
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