第四章

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手を洗ったノアを引き連れ、料理が並ぶ居間まで戻ると、 サクラ「あれ?」 メル「えっ?」 サクラはメルを見て口を半開きにした。 メル「…あっ!ひや、ほれはひはひはふ」 「これは違います」とでも言いたいのだろうか、居間へ移動すると、そこには既に料理に手をつけているメルがいた。 見られちゃった。 どうしよう? しかし固まって見ていたサクラから笑いが込み上げる。 サクラ「ハハハッ」 サクラは腹を両手で抑えながら、必死で笑いをこらえようとしている。 そこにノアも顔を出して、サクラと同じように腹を抑え、見えない場所で倒れながら笑い出した。
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