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この人達、大丈夫でしょうか?
メル「…」
サクラ「ケホッ、ケホッ…」
メルが無言で二人を見詰めていると、サクラが笑いすぎて咳き込み、落ち着こうと深呼吸をしている。
ノアは相変わらずだ。どうやらツボに入ったらしい。
ノア「クッ…クッ…はあっはあっ」
本当にこいつは面白いな…
先に食ってるのは別に良いとしても、どんだけ食ってんだよ!
笑いすぎて息ができねぇっ!
ノア「クックッ…」
そんなノアを余所に、
サクラ「お味の方はいかがでしょうか?」
サクラがテーブルに歩み寄りつつ、真剣な表情で味の良し悪しを尋ねた。
メル「あの…美味しいです!」
私、何をしちゃってるんでしょう。二人がいない間に食べるなんて…
サクラ「ノア、僕らも食べようか」
ノアが未だにお腹を抱えたままなので、サクラは話を切り出す。
ノア「わかった!」
そしてノアが納得するのだが、多少誤算があったようだ。
メル「あの…すいません」
ん?なんですかね?
サクラ「どうしました?」
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