第四章

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サクラが聞くと、言おうかどうか迷うように、困った表情でサクラと料理を交互に比べるような仕草を見せる。 言うべきか言うべきではないのか。 …言った方が良いですよね? 一方、悩んでいるメルを見ているサクラとノアは、メルに聞こえない声で話し出した。 ノア「さっきの会話聞かれたんじゃないか!?」 サクラ「いえ…気配は無かったんですが」 ノア「仮にも水の剣の称号を持ってんだぜ?」 サクラ「…」 先程の会話が聞かれていないか。はらはらドキドキである。 しかし、そんなドキドキを吹っ飛ばすようにメルが言葉を絞り出す。 メル「お腹いっぱいになっちゃいました」 サクラ「え?」 ノア「はい?」
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