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サクラが聞くと、言おうかどうか迷うように、困った表情でサクラと料理を交互に比べるような仕草を見せる。
言うべきか言うべきではないのか。
…言った方が良いですよね?
一方、悩んでいるメルを見ているサクラとノアは、メルに聞こえない声で話し出した。
ノア「さっきの会話聞かれたんじゃないか!?」
サクラ「いえ…気配は無かったんですが」
ノア「仮にも水の剣の称号を持ってんだぜ?」
サクラ「…」
先程の会話が聞かれていないか。はらはらドキドキである。
しかし、そんなドキドキを吹っ飛ばすようにメルが言葉を絞り出す。
メル「お腹いっぱいになっちゃいました」
サクラ「え?」
ノア「はい?」
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