762人が本棚に入れています
本棚に追加
/174ページ
メル「だから!…お腹いっぱいになっちゃいました」
相当恥ずかしいんだろう。メルは顔を伏せて耳まで真っ赤にさせている。
サクラ「あ、あぁ。そうでしたか。別に気にしなくても大丈夫ですよ?」
ノア「そうだ!気にすることじゃねぇ」
メル「でも…」
サクラとノアが励まそうとするが、メルの表情は次第に泣きそうな顔に変わっていく。
そういえば!
サクラ「プリンがありますから。いかがですか?」
メル「でも…」
サクラ「ほら、デザートは別腹って言うじゃないですか」
そんなメルをなだめようとサクラは必死だ。
そしてやっとの事で、サクラの言葉に聞き入ってくれたメルが、
それもそうかもしれませんね。
メル「じゃあ…」
突っ伏していた状態から顔を上げてぼそりと答えた。
最初のコメントを投稿しよう!