第四章

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メル「だから!…お腹いっぱいになっちゃいました」 相当恥ずかしいんだろう。メルは顔を伏せて耳まで真っ赤にさせている。 サクラ「あ、あぁ。そうでしたか。別に気にしなくても大丈夫ですよ?」 ノア「そうだ!気にすることじゃねぇ」 メル「でも…」 サクラとノアが励まそうとするが、メルの表情は次第に泣きそうな顔に変わっていく。 そういえば! サクラ「プリンがありますから。いかがですか?」 メル「でも…」 サクラ「ほら、デザートは別腹って言うじゃないですか」 そんなメルをなだめようとサクラは必死だ。 そしてやっとの事で、サクラの言葉に聞き入ってくれたメルが、 それもそうかもしれませんね。 メル「じゃあ…」 突っ伏していた状態から顔を上げてぼそりと答えた。
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