第五章

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しかし問題も山積みで、一年の間は月影の民が、あまり大きな民では無かったので、『ギルドが所有する寮に二人一室』という形で足りていたのだが… これから先は、そうも言って居られなくなってしまった。 何せ、これから共に暮らしていく仲間なのだ。 だからサンシアンの国民は、全身全霊で歓迎しようと、宿泊施設にの設置に取り掛かり、 それから『ふた月』としない間に、新たな住宅などが建てられていった。 そんな事もあってか、更に一年後、今から一年前、月影の民の為の宿泊施設は充分に設けられ、 今では、民は何不自由なくサンシアン王国の人間として暮らしに馴染んでいる。
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