第二章

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ルイス「そういえばメルは『水の剣(ツルギ)』を継いでまだ日が浅いから知らないんだね」 すかさずメルは「すいません。私まだ未熟者で…」と瞳を『うるうる』させて謝る。 すると横にいた『白髪の老人』が、「これこれ、孫を虐めてくださるな」とどす黒いオーラを出し始めた。もちろん顔には笑顔という名の仮面をつけて… そうっ!この老人の名前は『レックス・エノーメル』、メルのおじいさんだ。 さすがおじいさんと言った所だろう、顔にある…時間と共に刻み込まれたシワがとても恐く見える。 ルイス「すまんすまん。少しからかっただけさ」 満更でもなかったのかルイスはすぐに謝り返し『月と影の双剣』について説明を始める。
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