第二章

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落ちた紙をメルが持ち上げ、軽く目を通すと… ~~~~~~~~~ ―入団希望用紙―<名前> ノア・スタリア <年齢> 12歳 <性別> 男 <生年月日> XXX年6月21日 <血液型> A型 <属性> 光に自信がある。 <長所・短所> なし <趣味> 読書 <特技> なし <好きな物> 真っ赤なリンゴ <嫌いな物> タマネギ サイン:ノア・スタリア ~~~~~~~~~ メル「えっ!?あれ?」 何か変な物を見たような声を張り上げた後、メルは二人に話しかける。 メル「どうしてサクラ君はローエンなのにノア君はスタリアなんですか?」 この時…まだ年端もいかないメルにはわからなかった、双子なのに何故『性』が違うのか? だから聞いてしまったのだ。他から見れば答えは限られているのに… そんなメルの質問に苦笑いを浮かべながらも、極自然にサクラとノアは答えた。
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