762人が本棚に入れています
本棚に追加
/174ページ
そしてサクラとノアはメルとロウエンに「じゃあまた」と言葉を残し、
ﾙｲｽ「ついて来てください」
ルイスに連れられ部屋の奥にある、片開きの扉からもう一つの部屋へと移動する。
そこにはベッドやソファー、テレビなどの生活用品が置かれていた。
ﾉｱ「うわっ、きったねっ！ってか近っ！！『じゃあまた』なんて言う必要なかったな。メル達見えてるし…
それに、もしかしてオッチャン…ここに住んでんの？」
入って早々にノアが罵声を飛ばす。
ﾙｲｽ「あぁ…悪いか？
とりあえず、そこに座ってくれ」
ルイスに促されサクラとノアは、部屋に似合わないふかふかのソファーに腰掛ける。
そして二人が座ったのを確認して、ルイスが話を切り出す。
ﾙｲｽ「いきなりと思うけど、二人には事前に用意しといた決まり事に乗っ取って仕事をしてもらうよ」
そう言った直後に「ちょっと待ってて…」と吐き捨て部屋を出て行く。
ｻｸﾗ「たぶん今から決めるね…」
ﾉｱ「あぁ、それにしても適当だよな」
などの愚痴をこぼしながら、二人が無駄話をしている最中に、ルイスが勢い良く戻って来て、
ﾙｲｽ「お待たせ！遅くなってすまない。
事前にとか言ったけど考えてなかったから、今決めてきたよ」
今決めてきた事を書いたと思われる紙をルイスが読み始める。
最初のコメントを投稿しよう！