第三章?

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扉をしっかりと閉めたか確認し説明を始めるルイスの顔は、さっきのおふざけ的な雰囲気とは違い、『ここからは真面目な話だ!』という雰囲気を醸し出す。 ルイス「まず決まり事を読む前に言っておくが、二人には月影の都にいた時と変わらずギルドでは『月の王』そして『影の王』と名乗ってもらう」 そしてルイスは決まり事を書いた紙に視線を落として読み始めた。 ルイス「しっかり聞いてくれよ?まず一つ目…二人にはギルドで、それぞれ『月の王』『影の王』で通してもらうけど、 これはギルド内で『剣(ツルギ)』の称号を持つトップの者と、私が信用している一部の者以外には極秘にしてもらう。 そして仕事内容だけど、いくつか注意してもらいたい事がある」 そういって、『主な仕事内容』という字が書かれている紙を二人に一枚配られるが…紙に書かれている字を見るなりサクラとノアがルイスに質問をぶつける。 サクラ「これもさっき書いたんですか?」 ノア「オッチャン?これは誰が書いたんだ?」 あまりにも手抜きと思われる字で…しかも、どことなく丸みを帯びた字が気になったサクラとノアは紙に書かれた字について聞く。
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