第三章?

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ルイス「それに…他の『剣』の人達だって、私に勝てた者は殆どいませんからね」 ルイスから「私に勝てた者は殆どいない」と聞き、メルの表情が少しだけ明るくなり、 メル「本当ですか!?」 と、つい聞き返してしまう。 そのメルの質問に、ルイスは、 ルイス「勿論です。これでもギルドのマスターですから」 自慢気に自分の地位を確認させた。 サクラ「ええ、それにルイスさんは…『闇属性』と『雷属性』、ニ属性の魔法を使える上に、剣術も一流ですからね」 サクラの言葉にルイスは笑って見せ、 ルイス「当たり前だよ。『剣(ツルギ)』の称号を与えられるくらいだ。まぁ…中には斧や魔法銃、それに特殊な武器を使う者もいるが、一流じゃなければなれない」 当然の様に吐き捨てる。 するとその時、 男性「どうしてこんな子供が『剣』に選ばれて、僕が選ばれないんですか!? そもそも『剣』の座は埋まってるじゃないですか!」 20代半ばと思われる男性が歩いて来てルイスに不満をぶちまけるが、 ルイス「君の名前は確かチェック・フタキだったかな?君の実績は聞いてるよ。 だけどまだ、実力が足りないな…試しにこの二人のどちらかと戦ってみると良い」 ルイスは、サクラとノアに「じゃあ、この人に勝ったら合格にするよ」と提案を出す。
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