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それは息が切れる程で、チェックに焦りが見えてきた。
何故当たらないんだ!?子供くせに…
そう思いながら、いったんノアから距離を取った後に、魔法の詠唱を始める。
チェック「風の精霊よ…」
チェックが言い始めた魔法の詠唱を少し聞いて、ノアも詠唱を始めて、
チェック「我に従う刃となりて敵を裂け!」
ノア「全てを切り裂く、風龍の逆鱗に触れよ…」
二人がほぼ同時に魔法を唱える。
チェック「『風の爪痕(ソウコン)』!」
ノア「『風の爪痕』!」
なっ!同じ魔法!?
ノアが唱えた魔法を聞いてチェックは驚き…
チェック「なに!?」
聞き間違いたのかと思い目を見開く。
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