第三章?

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その攻撃をサクラは、的確に判断て…咄嗟に刀を構え直し、に刀身で滑らせ、鍔(ツバ)で受け… 「ッガ!」と音を立てて擦れ合った刀からは、火花のような光が飛び散り、斬撃を止めた衝撃はサクラの腕まで響く。 相変わらず…その身体の何処に、そんな力が有るんですか? ルイスがそう思う程、サクラが魔力で補っている力は強大なのだ。 次に、斬撃を止めたサクラは刀の柄、いわゆる『持ち手』から片手を離し、掌(テノヒラ)をルイスにかざすと、 サクラ「『雷槍(ライソウ)』」 と唱える。 するとサクラがかざした掌の、少し前の空気中から突如として、電気の塊が直線的なレーザーのように飛ぶが、その魔法を『影桜』が消し去った。 一体、どのように消し去ったのか…
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