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ﾒﾙ「寮はギルドから少し離れてますから、しっかりと付いて来てくださいね？
部屋を出て、メルが廊下を歩きながら寮の場所を説明し始めるが、
ｻｸﾗ「…」
ﾉｱ「…」
廊下を歩いている最中に、サクラとノアは立ち止まり、一時だが耳を澄(ｽ)ませるような仕草を見せ、
ﾒﾙ「どうしました？何か忘れ物ですか？」
二人の行動を見ていた、メルがそう尋ねるが、
ｻｸﾗ「いえ、ちゃんと届きました。」
ﾉｱ「あぁ…しっかりとな」
二人は口々にそう呟くと、階段に足をかけ、一階まで下りて行く。
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