第三章?

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そんな二人を見かねたメルは、二人の背後へ回り背中を押し、寮の中に入って行く… 入口から直ぐの場所には、ホテルのようなロビーがあり、受付と思われる場所には髪が肩までの明るい印象の女性が一人座っていた。 メル「こんにちはカイリさん」 メルはその女性の名前を呼び、近寄って行き何やら話し込んでいる… サクラ達はそんな姿を見ながら、 ノア「少し道から外れただけなのに、こんな建物が有るんだな…」 サクラ「他にも有るんでしょうかね?」 ノア「…」 などと会話を交えている間に、 カイリ「元気でね」 話が終わったのか、カイリという女性が鍵を二つメルに手渡し、 メル「有難うございました!」 その鍵を持ったメルが満足げにサクラとノアの所へと戻って来ると、 メル「はいっ、これ!じぁあ二階だから付いて来てください」 二人にそれぞれ鍵を渡して、メルは再び歩き始める。
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