第三章?

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幅の広い階段を上ると、すれ違う大人達に挨拶を交わしながら長い廊下を数回曲がり…メルが足を止め、 メル「此処です!」 と声を張り上げ、扉を『バシバシ』叩きながら二人に伝えるが、いつになく上機嫌なメルが気になり、 サクラ「何か良いことでもありましたか?」 とサクラが声を掛ける。 するとメルは顔を赤らめ、 メル「こんなふうに同じ年齢の人と話す機会なんて、殆どありませんでしたから…」 と二人に心情を打ち明けた。 そしてメルから予想だにしない言葉を聞いたサクラとノアは口を揃え、 サクラ「どういうことですか?」 ノア「どういうことだ?」 と追求する。
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