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二人が質問すると、メルは少し言葉に詰まったが、
メル「私は物心ついた頃から、お爺ちゃんの仕事手伝いをやっていたんです。
って言っても、嫌な訳じゃなかったんですけど…」
はっきりとした説明では無いが、そう答えた。
だからか…
だからそんなに嬉しそうなんですね。
メル「だから、あの…その…」
何故メルがここまで喜んでいたのか、サクラも何かを理解したようで、
メルがその言葉を口に出す前に、
サクラ「これからよろしくお願いします」
と笑顔で核心を突き、ノアも「よろしくな!」と付け足すと…
笑顔を浮かべるメルの瞳には光が溜まり、
メル「ありがとぉ…」
それは言葉と共に流れ出る。
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