第三章?

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二人が質問すると、メルは少し言葉に詰まったが、 メル「私は物心ついた頃から、お爺ちゃんの仕事手伝いをやっていたんです。 って言っても、嫌な訳じゃなかったんですけど…」 はっきりとした説明では無いが、そう答えた。 だからか… だからそんなに嬉しそうなんですね。 メル「だから、あの…その…」 何故メルがここまで喜んでいたのか、サクラも何かを理解したようで、 メルがその言葉を口に出す前に、 サクラ「これからよろしくお願いします」 と笑顔で核心を突き、ノアも「よろしくな!」と付け足すと… 笑顔を浮かべるメルの瞳には光が溜まり、 メル「ありがとぉ…」 それは言葉と共に流れ出る。
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