第三章?

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ノア「これからは何時でも頼ってくれ!」 流れ出る涙を見て…ノアが声を掛けると、メルは「うん」と頷き、服の袖で涙を拭う。 それから一段落ついて… サクラ「今日は送ってくれてありがとうございます」 ノア「場所もわかったし!良かったら送るぞ」 そんな話を二人がすると、 メル「いえ!此処だから大丈夫です!」 そう言ってメルは… 『サクラ』『ノア』という順番である部屋の、廊下を挟んだ向かい側にある部屋の扉を指差した。 ああ、さっき受付の人と喋ってたのは『これ』でしたか。 メルが一階の受付で、女性と話し込んでいた事を思い出した二人は、自然と笑い声が出てしまい、 二人の笑顔を見たメルも、つられて笑い声を出す。 そして三人は「また明日」と約束を交わして部屋へと入って行った。
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