第四章

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~メル~ 朝早く…何かの本やぬいぐるみが置かれた可愛らしいベッドの上で、白が特徴的なパジャマを身に纏ったメルが、既に目を覚ましていて、 メル「クスッ」 昨日、二人と交わした約束が忘れられずに、寝起きから笑いが込み上げて来ます。 こんな思いは何年ぶりでしょうか? そんなことを考えながら、メルはベッドから足を下ろして、ベッドに座る形となる。 メル「今日は何をしましょう?」 先日ノアがAランクの依頼を五枚めやってきてくれたおかげで、休みを貰えましたし… そんな嬉しい事が続き、着替えを済ませたメルはリズミカルな歌を口ずさみ、紅茶を淹れ始めた。 そしてカップに注いだ紅茶を飲み終え、時計を見ながら、 メル「そろそろ行こ」 それだけ言うと、メルは立ち上がり部屋から出て行く。
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