第四章

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まだ真っ暗な公園には、広さのわりに街灯が数える程しか見あたらなく、 ギルドの人間が住む寮だけに、この時間出歩く者は誰一人として見当たらない。 それから一時間後…人気の無い公園を散策していたサクラは何かを見つけたのか、 サクラ「神様はいるのかな?」 と理解し難い言葉を言い放ち、綺麗に立ち並ぶ木に向かって歩いて行くと、そこにはリンゴが実っている木が並んで植えられていた。 そのリンゴをサクラは狂ったように食べ出し、 これだけあれば… 食べ終わると、リンゴを抱えて部屋へ戻って行く。 残されたリンゴの木を見ると、そこには一本…葉っぱだけの木が出来ていた。
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