東京スヰート

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ほら、またそうやって… 甘い気持ちを渡してくる。 濡れた髪に優しく口付けて、 溢れる涙を拭き取ってくれて… 甘いもので溢れたこの世界から どうか居なくならないように。 あなたに向き直して、抱き締め返す。 「愛してる…」 「ぅん…っ…うんっ!」 触れ合ってる間は、もどかしかった。 この気持ちが…想いが伝わっているのか… だけど、幸せそうなその顔が、何もかもを語ってるようで嬉しかった。 愛しくて、たまらなかった。 出会って、私を好きになったこと事態が奇蹟だと思えた。 キスしたり、抱き合ったりなんて 絶対に無いって思ってた。 でも、痛いくらいに体を這う指も、唇も全てが総て愛を囁いてた。 それが、無性に愛しくて、嬉しかった。 「愛してるよ…今までもこれからも…」 「勿論だ。」 思うよ… あなたの為に…どんな事でも…いつでも… 越えて行ける… このメロディーを… stay with me,darlin… その瞳に映る…果てしない空 しらないあなた。 stay with me,darlin… あなたを恋してた 今夜は眠れそうにない …… .
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