逃飛行

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25も歳の離れた人と付き合い、 深く愛し合った。 家族にバレないように、友達にも協力してもらってた。 ある夜、私は車で家の前まで送ってもらった。 電車でたった3駅だから良いと言ったのだが、終電も間近で道も暗い。そして 「まだ。一緒にいたい。」 そう言われてしまえば断れる訳もなく、送って貰うことに… それが、いけなかった… 家の前に着いても、離れがたくて惜しむようにキスをした。 その時、たまたま家の前にあるコンビニに買い物しに行っていた母にみつかってしまった。 「なにやってんのよ!!!!」 車の外で、叫ぶ母親に気付いて 急いで車を降りると、強く腕を引かれて家の中に入れられて 「どういうことか説明しなさい!!援交なんて!何かんがえてるのよっ!!!」 母の言葉にカッとなって、 怒鳴り返した。 「援交なんかじゃない!!本気だもん!!」 言った瞬間、ジィン…と頬に痛みが走った。 「最低。もう、会うんじゃないわよ。今度、話し合いましょう。」 「話す必要なんかない。私、出てく。」 「っ!何言ってんのよ!!子供の癖に!!!!」 言い返す事などせずに、彼の元へ走って戻った。 .
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