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「で、今度はどんないわく付きの洞窟なんですか?」
車に乗る寸前に
矢島がなかば呆れ顔で加納に質問をした
「まぁとりあえず車に乗り込めって、な?」
加納は満面の笑みを浮かべ、車のドアを自らあけ始めだした
「全く…」
矢島達は渋々車に乗り込んだ
よほど付き合わされるのが嫌なのだろう
そんな矢島達を尻目に
意気揚々と運転し始める
そして出発してから10分くらいは
たっただろうか、周りは木がうっそうと
生えておりかなり山奥に入っていた
「先生そろそろ話してくれてもいいんじゃないですか?」
と真田が質問した
すると加納は車を止め
「そうだな」
とゆうと加納は体を3人の方へ傾けた
「今から行く洞窟はな戦国時代の時に実は
敵の首を斬る専用の場所だったらしい」
と唐突に語り始めた
「…マジですか?」
「噂だかな」
「でも島は本土から船で6時間もかかるんですよ?わざわざそんなことをするために島にきますか?」
「これは本当の話しなんだが、
理由はわからないがこの島を巡って戦をしていたらしい、で武将の怨みの念が溜まりに溜まってうめき声あげるってわけだ」
今までにないリアルな話しだったので
一気に雰囲気が重くなり始めた
「なんだぁ!びびってんのか!?ささっ洞窟
まであとちょっとだ元気出していこー!」
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