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その後車は切り立った崖の近くで止まった
周りは先程と違い、何もない荒野みたいな場所だった
「こんなとこでバーベキューすか?」
矢島がそう不満げにゆうと
加納がまだまだ甘いなと言いはじめた
「ほら崖の下を見てみろ」
ゆわれるままに覗き込む、
そこには小さな湖がありとても透き通っていた恐らく何万年もかけて自然にできた湖だろう
「どうだ?
バーベキュー後に遊べるだろ?」
「まぁ…わるくないんじゃない?」
「先生にしちゃ上出来かな?」
「ほぉ…珍しいじゃないかお前らが褒めるとは」
「だって今までが今までだからねー
前なんか墓場で飯だったし?」
「まぁまぁ…そうゆうこともあったか?
とりあえず洞窟調査だな!!」
加納は車から人数の長靴やペンライトを
取り始めた
「ほんとにいくんですか?」
「弟子は師匠についていくもんだぞ!」
加納だけが着々と準備を始め矢島達は
嫌々ながら準備に取り掛かり始めた
「でさ…行き道なんだがちょいと
デンジャラスコースなんだ」
「またまたー」
百聞一見しかずとはこうゆうことだと矢島達は痛感した、始めは少し降りにくいとしか思っていたが、実際はかなり傾斜があり恐らく転べば最後まで止まらないだろう
「最悪…」
「ほら!みんな気をつけろよ!」
矢島達は慎重に崖を降りはじめた
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